耐圧試験・オイルフラッシングについて
オイルフラッシングとは、配管・機器・タンク各内部に残る異物等をフラッシングオイルや洗浄液で循環させ洗浄するものです。オイルフラッシングで内部洗浄しコンタミキット測定することによりコンディションをアップさせます。
オイルフラッシングには、当社に製品を持ち込んで仮組みフラッシングする方法と、現地に出向いて本配管・仮配管・専用ポンプを接続しフラッシングする方法があります。
耐圧試験は完成時、補修改造時に一定の圧力に充分耐えられるかを試験し正常運転へつなげます。
耐圧試験
油圧配管などが実稼働で耐えられるかを耐圧試験で判定します。弊社構内にて配管を仮組し、各ラインの使用圧力/試験圧力に応じて耐圧試験を行います。
耐圧試験の施工により製作ミスや溶接不良などを事前に判断できます。
耐圧試験作業風景
耐圧試験にて溶接不良による不合格例
矢印の溶接個所から左下へ向かって漏れている
矢印の配管部(改造箇所)から漏れている
オイルフラッシング
オイルフラッシングとは、オイルラインに異物や残留物が原因で動作不良や不具合を起こす可能性があり、これらを防止する為に施行します。
仮組した配管内部にオイルを循環させ、異物や残留物を除去し清掃度を高めます。
清掃度につきましては、コンタミキット測定にて【NAS等級】を判定しております。
オイルフラッシング作業風景